
お腹の横のお肉、気になりますよね。お腹をスッキリさせるには有酸素運動で体脂肪を減らすことが必要ですが、それと合わせて腹筋を取り入れることでより引き締まったお腹を手に入れることができます。特に引き締まったウエストラインを作るために必要なのが、お腹の横にある腹筋「腹斜筋」です。ここでは、腹斜筋の場所や働き、鍛え方についてお伝えします。
外側にある外腹斜筋

腹斜筋は外側にある「外腹斜筋」と内側にある「内腹斜筋」の2種類があります。くびれたウエストや逆三角形のカラダを作るのに欠かせない筋肉です。「脇腹」と呼ばれるところにある外腹斜筋は、表層にある筋肉。肋骨から骨盤にかけて斜めに走行しています。
外腹斜筋の起始
- 第5〜12肋骨の外面
外腹斜筋の停止
- 鼠径靭帯
- 腹直筋鞘前葉
- 腸骨稜の外唇
外腹斜筋の働き
- 体幹の側屈(同側)、回旋(反対側)、屈曲
- 胸郭の引き下げ
内側にある内腹斜筋

内腹斜筋は外腹斜筋の深部付着している筋肉で、筋線維の走行が外腹斜筋と反対です。筋肉の走行方向として、外腹斜筋は外側から内側に斜めに走行(肋骨側:外、骨盤側:内)するように付着しており、内腹斜筋は逆に内側から外側へ走行するように付着しています。
内腹斜筋の起始
- 胸腰筋膜深葉
- 上前腸骨棘
- 鼠径靭帯
- 腸骨稜の中間線
内腹斜筋の停止
- 第10〜12肋骨の下縁
- 腹直筋鞘
内腹斜筋の働き
- 体幹の側屈(同側)、回旋(同側)、屈曲
- 胸郭の引き下げ
腹斜筋のトレーニング
- サイドクランチ
- サイドシットアップ
- サイドベント
- ツイストクランチ
- ツイストレッグレイズ
- ウインドシールドワイパー
“ボディラインを引き締めるために鍛えるべき筋肉!腹斜筋@腹筋の解剖” への1件のフィードバック