
内転筋

内転筋は太ももの内側、いわゆる内ももの筋肉です。内ももの筋肉は普段あまり意識しないと弱くなりやすいのですが、脚を真っ直ぐ保ち、姿勢をよくする為にとても重要な筋肉です。内転筋が弱くなると、太ももの内側外側の筋肉のバランスが悪くなり、脚のアライメント(骨の位置関係)が悪くなり、脚が綺麗に見えにくくなります。また、内転筋が弱くなると太ももの外側の筋肉に頼るようになるので、太ももの外側が張って脚が太く見える原因にもなります。
意識しないと内転筋は普段あまり使わなくなってしまうので、場所を覚えてしっかりトレーニングしておきましょう。
内転筋を鍛えることによる効果
- 姿勢を整える
- 骨盤を安定させる
- 美脚効果
内転筋の起始
内転筋は「大内転筋」と「長内転筋」に分けられます。
大内転筋
- 恥骨枝
- 坐骨枝
- 坐骨結節
長内転筋
- 恥骨前面
内転筋の停止
大内転筋
- 大腿骨中央後面
- 大腿骨内側上顆
長内転筋
- 大腿骨中央後面
内転筋の働き
主な働きは脚を閉じる動き「股関節内転」です。合わせて、外側に捻る「外旋」や前から持ち上げる「屈曲」の役割も一部担います。
大内転筋
- 股関節内転
- 股関節外旋
長内転筋
- 股関節内転
- 股関節屈曲の補助
内転筋のトレーニング
- ワイドスクワット
- ワイドデッドリフト
- 内転サイドブリッジ