
血糖値をコントロールすることがダイエット成功への近道
血糖値とは
血糖値とは血液中のグルコース(糖質)の値で食後は食べたものの影響で上昇します。この血糖値の上昇に伴い体脂肪を合成するホルモンが流れ始めます。
血糖値の上昇が急激だったり頻繁だったりすると、体脂肪が増えて太ります。
血糖値を上昇させるのは、主食であるごはんやパン、麺類などの炭水化物のほか、フルーツやスイーツなどの糖質。
これらの糖質を控えめにしたり食べ方を工夫することによって、血糖値の上昇をゆるやかにコントロールすることが、理想の身体へつながる近道です。
血糖値コントロールのポイント
食物繊維をたくさん摂る
血糖値の急上昇を抑えるポイントは、消化吸収に時間のかかる「食物繊維」が豊富な野菜から食べることです。
これは、食物繊維が消化吸収をゆるやかにしてくれて血糖値の急上昇を抑えてくれるからです。
このように、食べる順番によって血糖値の変化が異なり、血糖値の急激な上昇を抑えることで太りにくくなります。
食物繊維を多く含む食材は?

食物繊維を多く含む食品は、野菜、豆類、海藻、きのこ、こんにゃくなどです。
低カロリーでビタミン・ミネラル豊富な食材が多いです。食物繊維の摂取目安は1日に20g。これを野菜から摂ろうとすると約350gを摂る必要があります。
1食あたりにすると、約120g(生野菜なら両手いっぱいにのるくらい、加熱野菜なら片手に載る程度)です。
GI値を意識する
GIは、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までの血液中の糖濃度を計ったものです。オーストラリアのシドニー大学ではグルコースを基準とした場合、GIが70以上の食品を高GI食品 56~69の間の食品を中GI食品 55以下の食品を低GI食品と定義しています。
同じカロリーでもこのGI値の違いにより身体への吸収のされ方が異なります。
低GI食品の代表は大豆製品、そば、さつまいも、キノコ類などで、食物繊維を多く含む食材です。
少しずつこまめに食べる
空腹状態から一気に高GI食品などを中心にドカ食いすると血糖値が跳ね上がります。ドカ食いをしてしまう癖がある方は、食事の間に完食を取り入れましょう。
完食もスナック菓子など、なんでも良いわけではなく、低GI食品であったり、糖質の少ないものにしましょう。
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