ピラティス初心者の不安を解消!ピラティススタジオ通い方ガイド

ピラティスをやってみたい!と思ったけど、ピラティスに通うには何が必要なの?何からやればいいの?全くやったことないけど大丈夫?

これからスタジオに通おうと思っている方は様々な不安がありますよね。このページではそんな方の不安を解消できるよう初めてピラティススタジオに通う方が知っておくべき内容についてまとめましたので、ピラティス初心者の方はぜひ参考にしてください。

スタジオを選んで体験レッスンを予約しよう

失敗しないスタジオ選びのコツ

ピラティスに通うとなると1ヶ月10,000円以上、1回のレッスンでも3,000円以上はかかることがほとんどです。お金を払ってスタジオに行くならやはり失敗はしたくないですよね。失敗しないためには自分に合ったスタジオ選びが重要です。ピラティスのレッスンが受けられるスタジオはいくつかありますが、それぞれ特徴があるのでピラティススタジオの特徴と自分の目的や好み、そして立地条件などを考慮してスタジオを選んでみましょう。

まずは自分の目的や好みを整理する

ピラティスに通う目的や運動の好みがスタジオの特徴とずれてしまうと思うような効果が得られなかったり、通い続けるのが辛くなってしまいます。自分の目的や好みを振り返ることでスタジオを選ぶ際の基準が明確になるので、スタジオを選ぶ前にぜひ考えてみてください。

漠然と目的や好みと言われてもパッと思いつかない方もいると思うので、そんな方は以下の問いについて考えみてください。

  • ピラティスはどんな目的で行いたいですか?(ダイエット?柔軟性向上?気分転換?)
  • どんなレッスンを受けたいですか?(音楽に合わせて楽しく動く?自分の体のクセを詳しく知りたい?心身と落ち着いて向き合いたい?)
  • どんなピラティスを受けたいですか?(最近流行りのマシンピラティス?シンプルにマットピラティス?マシンもマットも両方やりたい?)
  • どんな環境で受けたいですか?(大人数グループレッスンで気楽に?少人数グループレッスンでしっかり?マンツーマンのプライベートレッスンで細かく?)
  • どんなスタジオに通いたいですか?(せっかくなら気分も上がるおしゃれなスタジオで?シンプルで落ち着いたところ?)
  • 女性専用スタジオがいいですか?男女通えるスタジオでも特に気にしないですか?
  • どこにあるスタジオだと通いやすいですか?(会社の近く?自宅の近く?通うのは大変だからオンライン?)
  • 価格はどれくらい重視しますか?(まずはリーズナブルな価格でやってみたい?少し高価でもいいから丁寧な指導を受けたい?)

ピラティススタジオの種類

自分の目的や好みを考えたら、通いたいピラティススタジオを探していきましょう。ピラティススタジオにもいくつか種類があるので、自分に合うものを探していけると良いと思います。

マシンピラティス

最近増えているのはリフォーマーをはじめとしたピラティスのマシンを使ったプログラムを提供しているスタジオです。スタジオとしては最近増えているのですが、元々ピラティスはマシンや器具のサポートや負荷を活かしながら体の最適な使い方を練習していくプログラムだったので、マシンピラティスはピラティスの効果をより得やすいプログラムだと思います。

マシンピラティスのスタジオはまだまだ都市に多いので、地方ではなかなか受ける機会が少ないですがマットでのエクササイズやよくある筋トレマシンでは得られない効果や体感ができるので、通える範囲に住んでいる方は是非試してみてください。

マットピラティス

マットピラティスはマシンピラティスのように大きな器具を使わずにマットの上でできるので手軽に行うことができます。スタジオで学んだことを自宅でも練習することができますし、道具がなくてもできるのでオンラインレッスンでピラティスを受けることもできます。

マットピラティスはピラティスの専門スタジオだけでなく、店舗数の多いホットヨガスタジオなどでも実施しているところもあるので、住んでいる場所に関わらず受けられます。

体験レッスンは必ず受けましょう

WEBサイトの情報だけで本当に自分に合っているか判断するのは結構難しいので、実際に受けてみるのがおすすめです。

いきたいスタジオを見つけたらまずは体験レッスンの予約をしましょう。多くのスタジオで安価あるいは無料で体験レッスンを受けることができます。(プライベートレッスンは体験やってないことも多いかも)

体験レッスンで見るべきポイント

シンプルにここに通いたい、また来たいと思えることが1番ですがスタジオに通ってから気づいてストレスになることもあります。これで全て防げるとまでは言えないですが、以下のポイントを意識しておくと後から後悔する確率を減らせるのではないかなと思います。

  • 受付〜案内の流れはスムーズか?(スタッフの対応に不快感はないか)
  • 更衣室、スタジオは清潔に保たれているか?(スタッフの清掃だけでなく、通っている他の会員が原因で汚れていることもあります)
  • レッスンはわかりやすかったか?(自分の基準で楽しくできて、またやりたいと思えるかが大事)
  • 料金体系や予約の仕組みなどスタッフの説明はわかりやすかったか?(入会金や月会費のキャンペーンは解約できない期間があるなど条件がついていることがあるので事前に確認しましょう)
  • 通うことに負担のない立地か(行くのがめんどくさいとどうしても足が遠のいて続けなくなることが多いです)

ピラティススタジオに必要な持ち物を確認しよう

意外と身軽?ピラティスに必要なもの

ピラティスに通う際に必要なものは意外とシンプルです。運動するためのウエアとタオル(マシンピラティスの場合は靴下)があればOK。あとは水分補給の飲み物ですね。ウエアなども場所によってはレンタルしてくれる(体験以外は大体有料)ので、荷物を最小限にしたい方はレンタルもありです。通常のジム通いだとこれに加えてシューズが必要になり、このシューズが荷物の中で結構かさばるのでピラティススタジオの荷物は会社にいくついででも比較的持ち運びやすいかなと思います。

ウエア

ピラティスではどんな服を着たらいいのか?結論から言うと伸縮性が合って動きやすい服ならなんでもOK。ですが、それだと分かりにくいので、一般的かつおすすめのピラティスウエアをご紹介します。

ちなみに、ピラティスはヨガ等に比べるとまだまだ知名度が低いのも合ってか「ピラティス ウエア」というのはあまり多くありません。ただ、ヨガとピラティスは同じウエアで全く問題ないのでヨガウエアを用意するのが一番間違いない選び方です。

トップス

トップスはTシャツやタンクトップがおすすめです。サイズはジャストか少しタイトめの方が動いた時にめくれたり動きの邪魔にならないと思います。

ボトムス

ボトムはレギンス(男性ならレギンス+ハーフパンツ)がおすすめです。レギンスに抵抗がある場合ジャージでも問題ないですが、あまりゆったりしたズボンのようなジャージだと動きの邪魔になるので、細めのジャージやスエットパンツなどがおすすめです。

靴下

マットピラティスの場合は靴下はあってもなくても可(足の裏の感覚を重視するなら裸足がおすすめ)ですが、マシンピラティスの場合は靴下着用の場所が多いです。また、体験は通常の靴下でも可ですが、通う際には滑り止め付きの靴下でないと受けられない場所もあります。

その他

ピラティスは激しく体を動かして汗ダラダラになるようなプログラムではないですが、体の内側からじんわり温まって汗をかくことはありますので、スポーツタオルなどがあると良いと思います。(大量にはかかないので荷物を少なくするならハンドタオルくらいでも対応可能かも)

また、運動するときは水分補給が必要なので、水などを持っていきましょう。たくさん汗をかくプログラムではないので、スポーツドリンクよりも水が良いと思います。スポーツドリンクは糖質がそれなりに入っているので、特にダイエット目的の方は注意が必要です。

ピラティスの基本を知っておこう

そもそもピラティスってどんなことするの?

ピラティスはストレッチや筋力強化をバランスよく取り入れたエクササイズです。イメージとしてはヨガに似た感じの動きが多いです。ピラティスはドイツ人のジョセフ・ピラティス氏が考案したエクササイズで、元々はリハビリのためのプログラムであったこともあり体の正しい使い方を習得し、負担の軽減や本来持っている機能の促進をおこなっていきます。

体に負担をかける原因、太ったり見た目や健康を損なう原因は様々ありますが、大きな原因の1つは姿勢の悪さです。姿勢の悪さは私たちの身体、そして精神面まで含め大きな影響を与えます。ピラティスではこの姿勢にフォーカスし、正しい姿勢を保つためのトレーニング、そして正しい姿勢を保ったまま体を動かしていくトレーニングをおこなっていきます。

日々の生活の中で、私たちは気づかないうちに体の負担になるような姿勢、動きをしていることが多く、それが癖になっていきます。ピラティスではそういった癖を一つ一つ意識しながら修正し、正しい体の使い方を再学習していきます。

実際にピラティスをやってみると感じるかもしれませんが、イメージした通りに体を動かすのは意外と難しいです。正しい体の使い方を学び、そのイメージ通りに体をコントロールする。これがピラティスの中でおこなっていく内容です。

知っておくと効果的!ピラティスの基本

ピラティスの呼吸法

ピラティスを行う中ではいつも呼吸を意識して行います。特に意識しなくても私たちは常に呼吸をしていますが、なんとなくいつも通りの呼吸をしながらエクササイズするのと、ピラティスの呼吸を正しく意識しながら行うのとでは大きく効果が変わります。

ピラティスで行う呼吸は「ラテラル呼吸」や「胸式呼吸」と呼ばれます。このラテラル呼吸は腹筋に軽く力を入れ、お腹を絞めた状態をキープしたまま胸部(肋骨)を動かすことによって行う呼吸です。胸部(肋骨)の中には肺が入っており、胸部(肋骨)を大きく広げたり閉じたりすることで肺も大きく動くので、より深い呼吸ができるようになります。

ラテラル呼吸の方法
  1. お腹と胸にそれぞれ手を置きましょう
  2. 鼻から息を吸って口から息を吐きます。この時にお腹の奥、腹筋に軽く力を入れお腹を凹ませます。
  3. お腹は凹んだ状態のままキープし、鼻から息を吸います。息を吸った時に胸が広がり、背中まで空気が入るようイメージしましょう。
  4. 息を吸い切ったら胸に入った空気を口から吐き、さらにお腹をぐっと凹ましていきます
  5. 2〜4を繰り返します

ピラティスの基本動作

ピラティスの中では呼吸の他にいくつか基本となる動き(姿勢、意識)があります。この基本動作を意識した上でエクササイズを行うことがピラティスの効果を最大限引き出すコツです。

ピラティスのレッスンの中でも練習していくと思いますが、知っておくと普段の姿勢や動きにも良い影響があると思うのでぜひ普段から意識してみてください。

ニュートラルポジション

身体を常に正しい位置、ニュートラルポジションに保つことを意識します。特にエクササイズ前のスタート姿勢ではニュートラルポジションをしっかり作ってから動き出すことが重要です。身体が動いてから正しい位置に調整するのはかなり難しいので、動き出す前に自分の姿勢が正しい状態になっているか確認しましょう。

ポイントは骨盤と背骨、そして頭の位置です。以下の3つを意識しましょう。

  • 骨盤はまっすぐ立てる
  • 下腹部を軽くしめて背すじを伸ばす(これで自然とS字カーブになります)
  • 軽く顎を引いて頭頂部を天井へ伸ばす

立っている時、座っている時、仰向けになった時、どの姿勢でも同じ状態を意識します。

エロンゲーション

悪い姿勢にはいくつか種類がありますが、ほとんどの悪い姿勢に共通しているのは身体が重力に負けていることです。重力に身体が負けて丸まっていると関節や筋肉に負担がかかるだけでなく、太って見えたり老けて見えたりといいことがありません。また、身体が丸くなった状態でピラティスをおこなっても、使うべき筋肉が使われなかったり、伸びるべき場所が伸びなかったりとあまり効果が見込めません。

常に背すじを伸ばす、重力に負けずに身体を長く保つ意識を意識をエロンゲーションと言います。特に意識するには背骨です。背骨をできるだけ長く伸ばし、その状態を保ったまま様々なピラティスのエクササイズをおこなっていきます。

エクササイズ中だけでなく普段の姿勢でも意識することで姿勢改善につながりますので、毎日少しずつでも意識してみましょう。

アーティキュレーション

ピラティスでは自分の体を正しく動かす、コントロールすることを大切にしています。私たちは体を動かす際、背骨は1本の棒のようなイメージになっている方も多いと思いますが、背骨は首〜腰まで24個の小さい骨が積み重なってできていて一つ一つが動くようにできています。ピラティスのレッスンの中ではこの背骨を1つ1つ丁寧に動かしていく練習をします。その一つであり基礎になるのがアーティキュレーションです。

仰向けの姿勢から頭、首、胸、背中、腰の順にゆっくり体を起こす、起こしたら腰、背中、胸、首、頭の順にゆっくり上体をおろす。単純な動きですが、一つ一つの背骨を丁寧に、繊細に、床につく感覚や床から浮く感覚を感じながらおこなっていきます。

地味ですが、慣れるまでは結構腹筋も使いますし、意外とキツいです。でもこの地味な動きの練習が自分の体をイメージ通りに動かす基礎になるので、ぜひ練習してみてください。

インプリンティング

インプリンティングは仰向けの姿勢で行うピラティスエクササイズの際、特に重要となる意識です。アーティキュレーションに少し似ていますが、背骨を1つ1つ丁寧にコントロールすることにつながります。インプリンティングの感覚を掴むために、身体の各部位を意識しながら床に押し当てる練習をしてみましょう。

以下の部位を順番に意識しながら行います。力ずくでぎゅーっと押すと言うよりは、床(マット)に沈み込んでいくような感覚をイメージするのがコツです。

  • 胸骨
  • みぞおち
  • へそ
  • 恥骨