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僧帽筋

僧帽筋は、首から肩、背中にかけて広がる大きな筋肉で、上部・中部・下部に分けられ、それぞれ働きが異なるので、僧帽筋全体を鍛えるには別のトレーニングを行う必要があります。
僧帽筋を鍛えることで背中全体が引き締まり、代謝が上がり痩せやすい身体を作ることができます。また、現代人は背中が丸くなりやすく猫背の方が非常に多いですが、僧帽筋を鍛えることで背すじが伸び、猫背を改善できるので、姿勢をよくすることができます。
肩こりの直接的な原因となるのもこの僧帽筋(特に上部)であることが多く、僧帽筋がコリ固まることで肩こりの症状を引き起こします。筋トレをして筋肉を動かすことで血流が改善されますし、ストレッチをして筋肉を緩めることも肩こりの予防、改善に繋がります。
僧帽筋を鍛えることによる効果
- 姿勢改善
- 代謝アップ
- 見た目年齢を若くする
- 肩こり改善
僧帽筋の起始
僧帽筋上部
- 後頭骨
- 項靭帯
僧帽筋中部
- 第7頚椎棘突起
- 第1〜3胸椎棘突起
僧帽筋下部
- 第4〜12胸椎棘突起
僧帽筋の停止
僧帽筋上部
- 鎖骨の外側1/2
僧帽筋中部
- 肩峰
- 肩甲棘
僧帽筋下部
- 肩甲棘内側1/3
僧帽筋の働き
僧帽筋は主に肩甲骨を動かし背骨に寄せる動きをします。肩甲骨を寄せると自然と胸が開き背すじが伸びるので、僧帽筋がしっかり働くと姿勢がよくなります。
僧帽筋上部
- 肩甲骨の挙上
- 肩甲骨上方回旋
- 肩甲骨内転の補助
僧帽筋中部
- 肩甲骨の内転
僧帽筋下部
- 肩甲骨の下制
- 肩甲骨上方回旋
- 肩甲骨内転の補助
僧帽筋を鍛えるトレーニング
僧帽筋上部
- ダンベルシュラッグ
- アップライトロウ
僧帽筋中部
- ベントオーバーロウ
- デッドリフト
- ダンベルローイング
僧帽筋下部
- ベントオーバーロウ
- ダンベルローイング
- プルダウン